大垣市

 

2019/10/03

【大垣市】「住吉燈台」を中心に船町川湊の風景,市の花:サツキを描いています。上左はカラー版,上右が無彩色版ですが,市内のいたるところにカラー版が設置されていて,無彩色版より多いのではないかと思うくらいでした。「住吉燈台」は大垣城下の水門川畔に建つ,元禄ごろの建造といわれている有名な川燈台です。名前は知っていても灯台巡りの途次,海なし県の岐阜には寄りがたかったのですが,ようやく念願を果たして「奥の細道むすびの地記念館」と「住吉燈台」を訪れることができ,記念館でマンホールカードをいただくことができました。普段,マンホールカードにはあまり興味がないのですが,「灯台」が含まれたものだけは,いただくことにしています。下は実物の住吉燈台ですが,メンテナンスホール(マンホール)の絵柄のような構図では桜の木が灯台を隠してしまいました。

【大垣市】市内を回ってみると幾何学模様の地紋に市章の入ったものが各種見つかり,まるで地紋の見本市みたいでした。まずはオーソドックスな東京市型(左)と名古屋市型(右)。市章の中央に下水の文字が入っていますが,名古屋市型ではへこみがあって文字が浮き彫りになっています。

【大垣市】続いては亀甲型の通常版と小型蓋。両者とも市章の中央に五角形のくぼみがあってそこに下水の文字が入っています。

【大垣市】日之出ASD型もありました。下縁に「おすい」の文字が入っているので,中央の市章には「下水」の文字は入っていません(右に拡大)。

【大垣市】上左は蜀江紋と呼ばれる八角形と四角をつなぎ合わせた文様です。上右は蜀江紋の四角部分が大きくなって八角形と同じ大きさになった地紋で,丸と四角のように見えます。あまり見ない地紋です。下は○を短い線で縦横につないだ文様で,よくありそうですが,初めて見た気もします。似たような文様がいろいろあるのはどうしてでしょうか。上の二つは「下水」の文字は陰刻ですが,下は五角形のくぼみに文字が浮き出ています。

2019/10/03

【大垣市】上左はよく「蜘蛛の巣模様」といわれるもので同心円と放射線の組み合わせですが,交点のところどころに●がついていて,東京市型のプリミティブなもののようにも見えます。市章の中の「下水」の文字が右肩上がりの楷書体というのもポイントが高いところです。上右は「工」ないし「エ」の字を同心円に配したものですが,これも四個所の●がアクセントになっています。下は「+」が同心円状に配されたもので,最外周には「+」と「−」が交互に並んでいます。市章の中の「下水」に加えて「汚水」の文字も入っています。

【大垣市】左はHを平べったくして繋げたような「平野パターン」,右はカネソウの地紋を縦にしたような文様です。これらは下部に「大垣市下水(道)」と書かれていて,中央の市章には「下水」の文字はありません。

【大垣市】左は私が「富士山型」と名付けた(一般的には変形テトラ型と呼ばれる)地紋ですが,通常のものとネガポジになっています。メーカーの長島鋳物のロゴが入っています。右は小型の汚水蓋で,角ばった波型の地紋です。どこかのメーカーのものかもしれません。写真では見難いけれど,市章に「下水」の文字が入ったうえ,下も文字枠には「汚水14」と記されていました。
ネットで見ると,左の変形テトラ型も富士山型が凹になった通常型のものもあり,ここに掲げた以外の地紋(やデザイン蓋)もあるようで,恐るべし大垣市,といわざるを得ません。

【大垣市】市章の入った消火栓蓋2種。

【大垣市】市章の入った量水器(・止水栓)2種。左は「水」の字が思いっきり情けないですね。

2019/10/03

【大垣市】上左は俳聖芭蕉翁をイメージした「おがっきぃ」の水道用のハンドホール蓋です。用途は書かれていませんが,やはり仕切弁用でしょうか。ここに掲げた黄色いもののほかにいろんな色の物があるらしいのですが,見つかりませんでした。上右と下段は市章の入った仕切弁用ハンドホール蓋3種。

2019/10/03

【大垣市ガス】大垣ガス株式会社のHPによると供給地域は大垣市内に限られるので,ここに掲載しました。ただし爆弾型に「O」の字が入ったものがこの会社のロゴであることは確認できませんでした。

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