2017/08/28

【青木村】村の花:アイリスが一面に描かれています。青木村には観光名所の青木村アイリス園があったのですが,村のHPによると,「業者の都合により平成20年に閉園……現在アイリス園の場所は,『ファンキーシャトー』さんでワイン用のぶどうが植えられ……」。このたいそう美しいカラー蓋は国宝三重塔のある大法寺の駐車場および三重塔付近にありました。お寺の境内ということで掃除が行き届き,かつあまり車に踏まれていないので痛みも少なく,理想的な状態で撮影できました(三重塔ももちろん大層立派なものなので,これはぜひ拝観したほうがいいかと)。けれども,肝心のアイリス園がこのありさまではねえ。

【青木村】「特環(特定環境保全公共下水道)」の文字が入ったハンドホール2種,および小判型?のクラシックな雰囲気の量水器。いずれも村章が入っています。

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2013/09/09

2013/09/09

【長和町】小県郡の長門町と和田村が合併して,長和町って,分かりやすいですね。日之出ASD型の新しい町章が入った蓋がありました。町章の下ではなく,下の縁沿いに,「ながわまち」の文字と並んで,「げすいどう」の文字が見えます。右は小型のもの。

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【長和町(旧小県郡和田村)】中仙道のみならず五街道の最難関である和田峠のふもとの宿場町です。幕末に大火があったのですが,和宮様降嫁のおりの宿泊地となったことから,日本中から資材や人員を集めて宿場町が再建され,本陣ほか,それらの建物が今も保存公開されています。蓋に何が描かれているのか最初は分からなかったのですが,調べてみると歌川(安藤)広重描くところの雪の和田峠で,極端に山道の険しさが誇張されていますが,この険しさがこの地域の方々には郷土の誇りとなっています。地元のボランティアの方にうっかり「碓氷峠も……」といいかけたら,「あんなものは和田峠に比べたら屁でもない」「天下の嶮といわれる箱根よりも,和田峠のほうがずっと高い」と言い募られて,唖然としました。まあ,郷土の誇りがあるのはいいことです。中仙道はかつては木曽海道と言い習わされていたそうで,蓋のデザインの原本である広重の浮世絵にも「木曽海道/六拾九次の内/和田」と書かれています。

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2013/09/09

【長和町(旧小県郡長門町)】旧町の木:カラマツ,旧町の花:ミツバツツジ,旧町の鳥:チョウゲンボウのそろい踏み。中央に旧町章が入った,いかにもオーソドックスな蓋です。

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