五所川原市

(旧五所川原市/旧北津軽郡市浦村

2011/06/18

2011/06/18

2011/06/18

2014/08/09

2011/06/18

【五所川原市(旧五所川原市)】立派な龍のカラー蓋があると聞いて出かけたのですが,これは実は龍ではなく「虫」でした。虫というのは,当地で古くから行われてきた「虫送り」という病害虫から稲を守るための伝統行事に登場する頭部は木製,胴体は稲藁などで作った竜蛇体のもので,今では火祭りを取り入れて,毎年「虫と火祭り」という行事が行われています。中段は小型蓋。上段と中左に入っているのは旧市章です。中右には市章が入っていません。下は,会場に飾られていた「虫」です。どこから見ても龍ですね。

2014/08/09

2014/08/09

2014/08/09

【五所川原市】いまや虫送りよりも有名になった観光行事の立佞武多。右は「立佞武多の館」で展示されている高さ約23mの大型立佞武多です。こんなのがいくつも夏の夜に五所川原の町を通り抜けるというのだから,さぞやかし勇壮でしょう。さて蓋に書かれているのは『親子の旅立ち』(平成10年~12年運行)のものだそうですが,横に入っている市章は平成17年7月に制定された新しい市章です。上からカラー蓋(「立佞武多の館」近くのコンビニの前にありました),モノクロ蓋,小型蓋で,下辺に「五所川原市」「おすい」の文字がずいぶんと繊細な明朝体で入っています。

【五所川原市(旧五所川原市)】旧市章の入った斜め開きの蓋。東北地方ではよく見かけますが少し古いタイプだと思います。

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2015/07/08

【五所川原市(旧北津軽郡市浦村)】村の名より十三(じゅうさん)湖のほうが,民謡よりシジミのほうが有名な市浦村ですが,描かれているのは「十三(とさ)の砂山」盆踊り。シジミの方は周囲を飾っています。上部に「しうらむら」下部に「漁業集落排水施設」と書かれています。漁業集落排水十三(じゅうさん)地区の蓋です。もともと13の川が流れ込んでできた湖でじゅうさん湖だったのがいつしか「とさ」という地名になり,大きな港ができたのだけれども,殿様が「土佐守」になったおり,「とさ」の読みをはばかって「じゅうさん」と変えたのだとか。民謡の盆唄では「とさの砂山」と歌っています。これを調べるまで,「じゅうさんの砂山」だと思い込んでいました。

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