6970与論港灯台

 

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【6970】与論港灯台はプリシアリゾートヨロンというホテルの敷地内にあります。ホテルのフロントのある建物から左に回り込んでいくと,いかにも南国のリゾートホテルといった建物の間からその姿を見ることができます。

2019/12/09

ホテルの敷地の北端のはずれにちょっとした岬があって坂道を上ると灯台に到着(左上),灯台の入口には名誉台帳の名前が大書してありました(左下)。多分長年灯火監視員を務められた方なのでしょう。付属舎の外周が丸くなっていて灯塔は先すぼまり,南国には珍しい白地に赤横帯2本の特徴あるフォルムです。周知板は海側のコンクリートの低い柵の外側に(海の方を向いて)立っています(右の画像クリックで別窓拡大表示。誰にも見せたくないんでしょうかね)。私は一旦ホテルの建物の方に行ってから周知板に気づいて引き返してきました。それによるとこの灯台は「兼母(かねぼ)灯台」の愛称で知られているようです。与論港の茶花,供利両地区を分けるこの岬は兼母岬,ホテルの前のビーチは兼母海岸と呼ばれています。また告知版には赤色分弧のことが書かれていますが,現在のLEDの灯火では赤色分弧はありません。

灯器と初点プレートです。

灯台のすぐ横に建物の屋根があり,そこに人影が見えるのでホテルの建物の方に回り込んでみると階段があって屋上に登れるようになっていました(左)。この建物と灯台の敷地の間は谷になっていて渡ることはできませんが,目の前に灯台の全景が見え,しかもバックには海が見えています(右)。灯台の敷地は狭いので近づくと灯台の全体が撮れず,結局ここから見るのがベストポジションだろうと思います。灯台の後ろに周知板が見えますが,たぶん誰も気が付かないのではないかしら。

ホテルのプライベイトビーチ?から見上げた灯台(上),反対に灯台から見下ろした夕焼のビーチです(下左)。灯台に灯が入るのを見計らっていたのですが,ちょっとタイミングを逃してしまってへんな写真になりました(下右)。

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