1432大戸瀬埼灯台

 

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海岸から国道と鉄道を挟んだ崖の上に建つ【1432】大戸瀬埼灯台。【1422】チゴキ埼灯台【1425】艫作埼灯台【1430】鳥居埼灯台と立て続けに立派な灯台を見てきたので,ここはあまり期待していなかったのですが予想外に大きくて立派な灯台でした。あまり話題にならないような気がしますが,これまで知らなかったのは私だけ? 海と反対側には広い空地があり,ここにはかつて官舎があったのでしょう(上)。表札の掲げられた門と塀に囲まれていますが,さすがに今では雑草に覆われています(中左)。八角形の灯ろうに平面を組み合わせた天井がついていて,とんがりの屋根飾りがおしゃれというかなんというか。大きなレンズが入っています(中右)。初点プレートもきれいな状態でした(下)。

2015/07/08

2015/07/08

2015/07/08

灯台への道はJR五能線千畳敷駅(上左)からスタートです。この駅はホームしかなく,ホームの奥に立っている白い建物は駅舎だと思ったら民宿のような施設でした。その建物の向こう側にこの民宿の駐車場があり,その端が灯台への上り口になっています(上右)。写真の左端に半分写っている案内板には灯台も明記されていますが,あまり詳しくはありません。実はこの駐車スペースは駅の駐車場かと思ったのですが,そうではないことに気づき,急いで駅の反対側にある千畳敷の公共駐車場に車を移動しました。さて,この階段を上っていくとすぐに灯台が見えてきます(下左)。この辺から振り返ると「名勝」千畳敷が見えます(実は行きには気がつかないで,この写真は帰りに撮りました)が,この「千畳敷」というのはちょっと言い過ぎでせいぜい「百畳敷」がいいところです。ここへ来る観光客のための駅があり,旅館や土産物屋が並んでいるのが信じられない「名勝」でした。

朝露に濡れながら階段を上ること5分足らずで崖の上に到着。灯台は目の前ですが,驚いたことに灯台の横まで,センターラインの引かれた立派な舗装道路が伸びていて,その行き止まりのところに登ってきたのでした。写真の左端にある茶色い看板は「千畳敷海岸」の案内板ですが,ここが階段からの出口です。この道を逆にたどると畑の中を走る太い道に出ます。灯台を見た後,結局階段を引き返したのですが,念のため車で再度挑戦。地図をよく見ると国道101号をだいぶ東へ進んだところに踏切を渡って山側に入る道があり,それを辿って灯台の見えるところで右折すると確かに灯台の根元近くまで車で進むことができました。

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