0154納沙布岬灯台/0155貝殻島灯台

 

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2010/07/17

2010/07/17

日本最東端として名高い【0154】納沙布岬灯台ですが,あまり大事にされていないようで,看板も灯台本体もかなり錆びたり傷んだりしていました。特に塔頂部は無残です。

2014/08/01

納沙布再訪。前回灯台の有様があまりに無残だったので,ほとんど写真も撮らずに離れたのですが,再訪してみると塗装をやり直したらしく,全体が真っ白になっていました。また周知板(上の画像クリックで別窓拡大表示)も新しくなっていました。きれいになっていたのはいいのですが,再訪時は岬はすっかり霧の中。海もほとんど見えない有様でした。灯台の裏にまわってみても何も見えず,「納沙布岬野鳥観察舎(Cape Nosappu Hide)」なるものがたっているのを見つけたばかりでした。三訪の日は来るでしょうか。

納沙布三訪の日。岬はすっきりと晴れています。沖に北方領土の水晶島が見えています。

納沙布岬から沖の水晶島がよく見えました。水晶島と納沙布の中間付近にあるのが【0155】貝殻島灯台です(上右方,下左)。貝殻島は満潮時には海面下に沈んでしまういわば岩礁のようなものでこの写真でも基部は水没しています。海上保安庁の灯台表にはいわゆる北方領土である「北海道東方」の部ではなく,「北海道南岸」の部に掲載されていますが,現在はロシアが実効支配しています。日本側で保守点検ができないので事実上消灯していると聞いていたのですが,今回調べてみたらロシア側がときどきメンテナンスなども行っていて(本当に行っている? 傾いているし,ぼろぼろだし)点いたり消えたりしているということでした。上の写真の★印のところに建物が見えたので,最初この大きい島が貝殻島でその建物(下右)が貝殻島灯台かと思ったのですが,これは水晶島にあるロシアの施設でした。何の施設だろう。

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