子どものころからお馴染みの花で，あらためて写真も撮っていなかったのですが，よく見るとウマノアシガタに似ているようで微妙に違っていて，なかなかきれいな花です。

　「ボタン」の名がついた花を見るといつもおもうのですが，たいがいは葉が牡丹に似ているから，といわれています。でも普通牡丹はその重厚な花がもてはやされているのであって，葉にそれほど重きはおかれていないはずです。であるならば，子供心に（大人にも）「ボタン」が「釦」のイメージを喚起するのも仕方のないことです。このイガイガの実が飾り釦に見えたので，長い間「狐の釦」だと思い込んでいたのは私だけ？