フキノトウ(蕗の薹)

 

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2008/02/23

 植物の名前としては,フキでしょうが,ここでは花の名前として,フキノトウを掲げます。これをフキの花と知らない人がいて驚いたことがあります。フキノトウという別の植物だと思っていたのだそうです。
 本当のことをいえば,もちろんフキノトウは花としてではなく,春一番の山菜としてその名を知られているし,私どもも,そちらの興味で探し回っています。村の人は正月のころから採るのだそうです。最初のころは,春のお彼岸でもなかなか見つけられなかったので,本当だろうかと思っていましたが,日当たりのよいがけで1月の中旬に見つけることができました。山菜の本にあるような雪の中で開いている写真を撮りたいと思っていますが,今のところ,こんなところが精一杯です。

2002/03/17

 これくらいが食べごろでしょうか。あまり固くて小さいつぼみは,そっとしておきましょう。丈が伸びてもつぼみのままのものと,枯れ草に埋もれるようにして花を開いている場合があります。

2002/03/17

 季節が進むと右のように,枯れ草の中からぽつぽつと顔を出すので,苦労なく見つけることができるようになります。夢中になって採っているとつい採りすぎて,二人では食べきれないほど採ってしまうのは,縄文の血が騒ぐのだ,ということにしておきましょう。
 てんぷらや味噌汁の実にして,残ったものはフキ味噌に。

2003/04/19

 上のようになると食べるにはちょっと育ちすぎですが,花の写真としては,このへんが一番きれいなころ。

2006/04/29

花が開ききった写真は,左のものくらいしか撮っていませんでした。花として扱っていないからしょうがありませんが,今度きちんと花の写真を撮っておきましょう。

2014/05/18

最終的にはタンポポのような綿毛を飛ばします。この頃になると,いろいろな山菜を採るのに大わらわになります。フキもフキノトウではなくフキそのものが食べごろになり,若葉はてんぷらや佃煮に,茎が太ってくればキャラブキにと,梅雨の頃まで楽しめます。フキは独特の香りと苦味があるので,私自身はあまり好きではありませんでしたが,自分で採集してくると自然と箸をのばすようになるから不思議です。

2014/05/18

綿毛のアップを撮ってみました。

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