主に小型蓋や浄化槽,油槽などのメーカーの蓋を並べてみました。名前がわかっても詳細がなかなかわかりません。

【エバタ株式会社】メーカーのHPを見た限りでは,蓋に関しては小型蓋やプラ蓋が主力のようです。

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2013/11/08

【クボタシーアイ株式会社(現株式会社クボタケミックス)】クボタシーアイも小型蓋やプラ蓋が主力のようです(2016年5月1日クボタケミックスに社名が変更されました)。公道から私有地に引き込まれたところなどでよく見かけます。

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【株式会社ダイモン】たぶん水道用の小さなハンドホール蓋です。社名を検索したら山口県防府市に本社を置く株式会社ダイモンがヒットしました。上下水道/土木・建設・電気通信・設備と関連する鋳物製品の開発・製造等を業務とするということで,トップページには見当たりませんでしたが,この蓋に見られる「D」をデザインしたロゴマークもサイト内に存在を確認できました。私は今まで知らなかったけれど,この業界では結構有名なメーカーなんですね。でもWEBで検索すると大概どんな珍しい蓋でもどこかで報告されているものですが,この蓋はまだ報告されていないみたい。検索の仕方が悪いのかな?

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【積水化学工業株式会社】「SSS」のマークを手掛かりに探ってみたら,積水化学工業の蓋であることが判明しました。この「SSS」のマーク,ほかでも見たような気がするのですが……。積水化学工業のHPによれば,「創業当時の社名『積水産業』の頭文字3つを亀甲マーク(化学記号ベンゼン)の中に配置して……1959年(S34)11月にこのマークに『3S精神』という明確な定義づけを行い……サービス,スピード,スペリオリティの3S精神が,積水のモットーとして定められました」との事です。左は北海道の桶戸町で採集したもので,汚水桝用のハンドホール蓋だと思いますが,鳥栖市で見つけた右の蓋は穴が空いていて雨水用ハンドホール蓋と思われます。上部に「300」下部に「耐圧」の文字が入っています。

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2017/03/29

2017/04/22

【福井鋳工】左の中央に入った菱形の中の小文字の「f」のマークは,長年不明でしたが,WEBを検索していたらとあるマニアックなページ(お散歩 Photo Album−鉄蓋の殿堂−施工業者・工事組合−京の桝蓋1の下の方)の記載で大阪市にある福井鋳工のものであることが判明しました。上段の二つは淡路市で,中左は貝塚市,中右は奈良市内で見かけたものです。下は玉野市で見たもので中左とほぼ同じですが,型番が違います。

2017/05/15

「福井鋳工」でググってみると(この会社のHPはみつかりませんが)「福井鋳工(株), 〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵美須西3丁目3-35」がヒットします。マップからストリートビューを見てみると……ここに掲げたように(日付はウエブの閲覧日)社名とその左に菱形に「f」の入ったロゴが見えるので,この会社で間違いないと思います。福井鋳工さま,もしこのページをご覧になって不都合がありましたらご一報ください。

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2016/03/27

【大管工業株式会社】大管工業は福岡市に本社を置く浄化槽などの設計・創造・販売・施工・メンテナンス業務にかかわる会社です。同名の会社が青森にあって下水工事なども行っているので最初は間違えてしまいました。この蓋は唐津市で採集したもので下の方に「60」と書いてあります。普通600mmと表記されるところのものだと思います。

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2016/03/25

【ニッシン工業株式会社?】中央に大きく「NISSIN(NISSHINではなく)」と書かれており,すぐにわかるかと思ったのですが,鉄鋼メーカー,鋳造会社,浄化槽メーカー等にわたって「ニッシン」という名がつく会社はたくさんあるにもかかわらず,これという決め手がなく,どこの製品かわかりませんでした。平戸市で見かけたものです。

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2016/03/25

【株式会社クボタ】中央に刻まれている[Kubota」のロゴは農耕機で知られるクボタのものですが,この会社がパイプシステムやら水処理システムやらを手掛けているのは知りませんでした。上部には「KN-600 5000K」,下部には「K.K FOUNDRY CO., LTD.」と書かれていますが,大きな会社で部門ごとに分社化されていたりして,たくさんのグループ企業のうちのどこの会社の何の蓋だかよく分かりませんでした。そう言えば,上に掲げた「クボタシーアイ」もクボタグループの一員なので,一緒にすべきなのかなあ。まあ,こんな蓋もある,ということです。

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2014/01/11

2020/04/24

【株式会社三好商会】横浜に本社を持つ土木・建築方面の専門商社ですが,HPによると事業の一部に水処理事業があり,「昭和36年08月 水理事業部を開設,出雲式浄化槽の製造販売を開始」との旨の記載があるので,この蓋の下には浄化槽があるものと思われます。「出雲式」とはどんな仕組みなのか,ちょっと気になります。それから,この蓋のフォント,楷書体のようですが,何か日本語の書体として(鏡文字を見ているような)奇妙な感じがしませんか。
左の蓋は藤沢市内の善行付近で採集しましたが,WEBでは他の地域でもいくつか報告がありました。右は出雲式ではありませんが,中央のロゴマークに加えて下部に「MIYOSHI」と書かれています。神奈川県三浦市三崎町諸磯で見つけました。

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【北国設備工業株式会社(現アムズ株式会社)】中央下部に「北研」の文字。外周部下部に「北国設備工業(株)TEL 0762-41-6181」と書かれています。「北研」で検索すると業務内容に浄化槽関係を含む「北研エンジニアリング」が引っかかったのですが,会社沿革に北国設備工業の名前は出てきません。電話番号で検索したところ,アムズ株式会社の名前が出てきたので再度この名前で検索したところ,会社沿革に,1960年:北国設備工業(株)設立/1967年:「北研」を商標登録出願(北国設備なのになんで「北研」なのか謎です)/1989年:社名を北国設備工業(株)からアムズ(株)に,商標「北研」から「アムズ北研」に変更という記載があり,この蓋を作ったメーカーであることが判明しました。ちなみに北研エンジニアリングもアムズも金沢が本社で,浄化槽設備や水処理事業などほぼ同じような業務内容を含む会社なのですが,HPを見る限りお互いに関係はないようです。この蓋を採集した尾鷲市は下水が普及していないので,浄化槽関連の蓋がたくさんありそうです。

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2015/02/02

【フジクリーン工業株式会社】左は神奈川県二宮町のコンビニの駐車場にあった浄化槽の蓋です。中央に書かれている文字をググってみたらフジクリーン工業株式会社という浄化槽,排水処理設備メーカーにヒットしました。右は愛知県の蟹江町で見つけたもの。地紋が「F」の連続模様になっています。浄化槽の蓋が見つかるということは下水がないということなので普通はがっかりなのですが,ずいぶん離れたところで懐かしい名前に再開して,ちょっと嬉しかったのでした。

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2015/04/27

【大日本インキ化学工業株式会社(現DIC株式会社)】印刷インクで有名なDICがかつて浄化槽を作っていたようで,今でも検索すると自治体の自家浄化槽設置時の推薦メーカーとか,浄化槽メンテナンス会社の取り扱いメーカー一覧など,いくつかヒットしますが,現在ではこの分野からは撤退しているようで,DICのHPにはこのような事業を行っていたという記載は見つけることができませんでした。全国浄化槽推進市町村協議会という団体のHPに残されていたH25.7.5 現在の登録浄化槽一覧表という資料には,「登録番号:0500100/社名:大日本インキ化学工業(株)/OEM提携元・共同開発先:011&037山正産業/告示区分:E/型式名:登録更新せずダイクリーンDH型/登録年月日:H5.5.25/登録更新日:−/登録有効期限:H8.5.24」という記載が見つかりました。

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2017/03/28

【日東工業株式会社】左は堺市で見つけた小さな蓋。中央には丸囲いの「50」と四角い文字枠の「FCD」,その下には東京都の紋章に似たマークが入っています。下縁にはメーカー名と思しき「NITTO INDUSTRIES CO.LTD」の文字,そして上縁には型番と思しき「MHAD-350」という文字が入っています。「NITTO マンホール」でググってみると日東金属工業株式会社がヒットしますが,どうも畑違いの会社のようです。鋳物工業協同組合のメンバーに大阪に本社を置く日東工業株式会社という会社があり,このく会社のHPを見てみたらロゴが一致するので,この会社の製品に間違いないと思います。事業内容を見てもあまり鉄蓋とは関連がなさそうなことばかり書いてありましたけどね。右は京都市で見つけたもので再掲しました。

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【株式会社トミス】株式会社トミスは東京に本社を置く鉄蓋メーカーです。古い製品だと思いますが,受枠に「トミス」の文字が入っているので,それと分かりました。それぞれの自治体に掲載したものを再掲します。上左は富士見市,上右は東筑摩郡生坂村,下段はともに安曇野市(旧南安曇郡穂高町)のものです。

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【株式会社タツノ】メンテナンスホール(マンホール)の蓋を探して汚水雨水のみらず,水道や消防など上水系,さらには電気通信系まで,さまざまな分野の蓋をあさってきましたが,新たに油槽系というべきものにもめぐり合いました。上の二つは漁港の重油タンクに取り付けられていた油槽の蓋で,メーカーのタツノは石油関連機器の製造を中心とする機械メーカーです。龍野製作所→東京タツノ→タツノ・メカトロニクス→株式会社タツノと社名が変更されていて,現在油槽(の蓋)は子会社(日本タンク装備株式会社)が担当しているようです。ずいぶん古そうな(港湾の施設なのでさびやすいのですが)蓋で,いつの時代のものでしょうか。下は宇城市の廃業したガソリンスタンドのような敷地内で見かけました。

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【株式会社セイナン製作所?】「SEINAN MFG」「油槽」の文字を頼りに検索してみたところ,大阪にあるセイナン製作所という会社が地下油槽を作っていることがわかったのですが,果たしてそれがこの蓋を作った会社でしょうか? 三重県尾鷲市で採集しました。

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2016/07/01

【株式会社工技研究所】東京に本社を置くメーカーですが,そのHPの製品概要を見ても,何のことだかさっぱりわからない品目が並んでいます。その中で油槽やマンホール蓋の品目も見え,ここに掲げたものそのものの図面も掲載されていました。

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【ワクダ】油槽の蓋ですが,「ワクダ」という会社のことは何もわかりませんでした。タツノの三つ目の蓋と同じく宇城市の廃業したガソリンスタンドのようなところで見かけました。

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【杉本商事】京都の市内で「HUSKY MANHOLE」と書かれた蓋が見つかり(左),調べてみたら京都市のところで触れた杉本商事株式会社のオリジナル製品であることが分かりました。この会社は商事会社として各社の製品の卸販売を行っているばかりでなく製造も行っていて,そのHPの業務内容のページに「ハスキーマンホール鉄蓋は,国土交通省の仕様に則って開発した当社オリジナルの鉄蓋です」と書かれているのですが,「ハスキー」がどういう意味なのか,「ハスキーマンホール」がどういう特徴があってどういう用途に使われているか,さっぱりわかりませんでした。右は京都市内の小型枡用ハンドホール蓋で,「ハスキーマンホール」とともにHPにPDFの図面が掲載されています。現在のロゴは菱形に「S.S」が入ったものですが,PDFの「FAマンホール」の図面には菱形に「S」が一文字だけ入ったマークが記されていました。

2020/06/17

【山本商会?】横浜市野毛付近で「YAMAMOTO」と書かれた径450mmの小型蓋を見かけました。検索してみると川崎市に本社を置く山本商会株式会社という建設資材の商社がヒットして取扱商品の中には「マンホールカバー」も含まれているのですが,現在の目録に掲載されているものとは地紋が異なっていて,果たしてこの会社の製品であるかどうかは分かりません。

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